2007.8.30 00:22 作成
2007.8.30 00:22 更新
▲ 大宮、前半終了まぎわのチャンス。
ペースをつかんでいるここでリードを奪わないと・・・・
【試合前】
0−5での悪夢のような敗北からわずか4日。どんなチームになっているだろうか? 攻撃する意思を出すことができるか?
【試合備忘・感想】
結論から言うと、再開後の初戦の清水との試合のような、攻撃ではいい形を取り戻せた試合でした。しかし・・
最初の10分ぐらい、森田選手がひさびさ登場したのですが、なかなか前線でキープできたこと、マルケス選手の独特のドリブルからのパス出しのセンスがよく出てて、試合を支配してた。
しかし、(自分が観戦してからの2004年からかもしれないが)「大宮伝統のCB裏のスピード勝負での弱さ」が早くも出た。あっさり一本の裏へのパスからスピードで破られ、シュートはGKが防いだが、今売り出し中の李選手につめられてしまい失点。
この後、攻撃もダメになりはじめ、4日前の再現になりそうだったが、その試合に出場していない橋本選手がドリブル突破の試みとポストにあたったほしいミドルシュートから、大宮がまた攻撃のいいカタチが出てきた。
そして、25分頃、本日絶好調と思えるマルケス選手が、右サイドを突破、ミドルシュートをゴール左につきさす。
この後も大宮の攻撃は続く。何とかこのいい流れの前半のうちリードしてくれ、しないとアウェイでの柏戦や先日の神戸戦みたいにまた相手にペースがいくぞ、と思って観戦してたが前半終了。しかし、後半も大宮のペースで試合が進んでいった。
この大宮の攻勢の時気づいたのだが、デニスマルケス選手が、ひいてTOP下のような形になったり(この時、なぜか吉原選手と森田選手の2topになる)、橋本選手と吉原選手が何度も左右を入替えたり、おもしろいサッカーになっていた。また中盤で囲い込むプレスもよく効いていた。
後半、ほしかったのが15分頃のレアンドロ選手がドリブルであがり、マルケス選手からパスをもらいシュート(サイドネットにささる)のシーン、神戸戦の時と同じく決められなかった。
その後、20分すぎから柏さんも盛り返し、片岡選手が2枚目のイエロー(1枚めが意味のないイエローだった)で10人になる。しかし、カウンターで勝ちにはいけるなと思ったが、大宮の選手交代時にゆっくり出て行く選手、GKでゆっくり蹴るキーパをみて、引分け狙いなんだなぁと、けっこうがっかり。
ロスタイム(最近、別な言い方しますね)、危ないシーンもあり、負けでもおかしくない試合でした。攻勢の時に点を取れないとこうなってしまうんだね、今年の大宮は・・。
【その他】
・大宮失点直後、柏さんのペースの時、帰るヒト(大宮レプリカを着てらっしゃいます)がいました。きっと、瑞穂に行ったヒトなんだなと思いました。
・平野選手のプレイ、ひさびさ見ました。けっこう、良かったです。後半40分頃、チャンスであがっていったシーンは格好よかったです。
・3日後、さいたまダービです。前節に続き、この言葉を、
「根性・気合・プライド・意地といった精神論の世界で、浦和さんに勝利すること」
▲ 10人になってから引分け狙いギミでした。
そうとわかると、相手は攻めてきます。結局は、「負けなくて良かった試合」となりました。