2007.6.23 22:44 作成
2007.6.24 22:33 更新
【試合前】
昨日の土曜日にJ1は7試合終了。本日もう1試合の鹿島vs名古屋戦は大宮の順位には関係がない。試合前まで、
13位 FC東京 勝点20 得失点− 8
14位 甲府 勝点17 得失点−13
15位 千葉 勝点16 得失点−17
16位 大分 勝点16 得失点−12
17位 大宮 勝点15 得失点− 6
18位 横浜FC 勝点10 得失点−21
ということでわかりやすく、勝つと14位浮上、引分けだと15位浮上、負けで17位のまま。
前半戦最後の17節、昨年(2勝)と今年のナビ(1勝1分)と分がいい横浜FM戦、このあと首位のG大阪さんとお相手し長い中断に入るので、ここは引分けでなく勝利がほしいところである。
ということで、勝利を期待し、苦手な駒場に乗り込むことにした。(元々の予定は、味スタで東京Vvs札幌に行く予定だった。入替え戦事前偵察ではなく、強い三浦さんの札幌のサッカーを観に・・・・)
前日土曜日、前節(16節・アウェイ磐田戦0−0)をTV観戦・・・点がとれそうで勝負すれば勝てそうな磐田さんに対し最後明らかに引分け狙いの試合。神戸戦と同じでがっかりな内容です。試合前の「アウェイは引分けでもいい」のコメントにさらにがっかり・・・
【試合備忘・感想】
試合終了。なんともいえないシラケ感。雨の中で観戦した2Fバックスタンドのお客さんたちはあきらかに満足していない。当然ながら自分も挨拶にバックスタンド側にやってきた選手に拍手をおくらない。こんな試合していたら、観客は増えませんよ。
名門横浜に引分け、残留圏外の15位にあがって、どうして満足できないか? 簡単です。「勝てる試合に勝ちに、そして勝負しにいかない」このチームの姿勢に多いに不満だからです。
前半の攻撃、特に左サイドからの波戸選手と藤本選手の突破やセンタリングがなかなかよく、試合は大宮ペース。横浜の攻撃は、相手の大きいCF(アンダー20代表?)をレアンドロ選手と冨田選手のセンターバックが完全におさえている。
今年は前半が良ければ後半悪し、その逆もあり、という大宮。後半始めから前半同様最初に攻める動きをすれば、勝利ができると思い、後半を迎えた。
ここで、横浜の早野さんが2人を変えてきて、いきなりビッグチャンス。大宮、かろうじて失点をのがれる。前記の横浜の大きいCFさんをJ2時代から知っている大島選手(元山形)に変えたことによって、スピード感がチーム全体に生まれ大宮劣勢。大宮は、時たま右サイドから西村選手が突破するときのみいい形となるが、それ以外は皆無。特に前半機能していた左サイドからの崩しが全くできなくなった。というか、横浜さんがさせなくした。
ということで、ほとんど横浜さんの攻撃で後半も終了。横浜さんがしっかりとシュートを枠内に入れていれてたら、大宮の完敗だったでしょう。
劣勢に対し何も手をうたない、そして最後は引分け狙いが垣間見れた、本日の大宮・・・、失望しました。アウェイでは「アウェイ応援来なくてもいいですよ。引分け狙いですから」にみえ、それは結局、ホームでも同じだったのですね。今年のカントクさん、あなたは勝負師、いやサッカーのプロの監督だと、自分は思いません。
【その他】
・小林大悟さん、来週から長い中断となるので、体をケアし絶好調で戻ってきてください。あなたの、攻撃センスがやはり一番の浮上の鍵だと思います。
・浦和と駒場の間のシャトルバス、3つのコースがあると思ったら、4つめのコースがあることを、本日帰りのバスで知りました。
▲ 前半、攻めに攻める大宮。特に左サイドからの突破がすばらしい。
▲ 後半、守りに守る大宮。特に左サイドの攻撃が全くできない。。